AGAの症状って治るの?その真実とは?

最近毛が薄いのでは?と気になってきている、という方もいらっしゃるかもしれません。
年を重ねるにつれて、といった加齢が原因となって症状があらわれている以外にも、薄毛には様々な原因があります。原因によって症状も異なり、ケアの方法も異なります。

日本人男性の薄毛症状の多くはAGAといわれていますが、そもそも薄毛というものは治るものなのか、治療方法などを通じて正しい知識を知っておきましょう。

知っておきたい!脱毛症状の違い

日本人男性の実に3割以上が発症するとされているAGA。男性型脱毛症の略称で、その名の通り男性が発症する脱毛の症状です。20代、30代の発症率は15%以下と高くはありませんが、年齢を重ねるにつれて発症率はあがり、70代では60%以上と半数を超えて発症すると言われています。
このAGAと並んで挙げられることが多いのが円形脱毛症です。これら2つの症状には決定的な違いがあるため、それぞれにあった治療方法を開始することが重要です。

【AGAと円形脱毛症の違い】
①原因
②症状の広がり方
③脱毛の範囲
④症状が出ている部分とそうでない部分の境界
⑤進行や治癒方法

それぞれを詳しく見ていきましょう。

【AGAの症状について】
①原因:男性ホルモンが5αリダクターゼという酵素と結びつくことで脱毛症状を引き起こす
②症状:M字型やO字型に少しずつ毛が抜け薄くなっていく
③範囲:額の生え際や頭頂部。側頭部は薄くなりづらい
④境界:全体的に薄くなっていくため、境界はあいまい
⑤進行:早い段階で治療することで進行を抑制できる。一方で、治療を行わなければ症状が進行する

【円形脱毛症の症状について】
①原因:免疫の機能に異常が発生したことによるもの、アトピー性の疾患
②症状:円形に丸く脱毛する
③範囲:特定の部分で発症するわけではない
④境界:脱毛箇所は丸形で、はっきりとその部分が脱毛している
⑤進行:自然治癒することもある

こうして2つの症状を比較してみると、範囲や広がり方、そして原因も異なることがわかります。
この2つの症状の原因として共通して考えられているのは、

・遺伝性によるもの
・生活習慣によるもの

の2点です。
それでは、この2つは脱毛症とどういった関係があるのでしょうか。

AGAや円形脱毛症は遺伝で発症するのか?

脱毛の症状に関しては、遺伝によるもの、と考えている方も多くいます。
しかし、本当に遺伝によるものなのか、その他にどういった原因が考えられるのかは日々様々な研究がされています。そうした統計を元に、AGAの症状は25%の確率で遺伝すると言われています。この数字を見ると4人に1人が薄毛が遺伝するという計算になります。非常に高い数値のように見えますが、近親者、特に両親のうち父親が発症したとしても、必ずしも遺伝するわけではありません。遺伝子は複雑な構造をしていますが、AGAは母方の遺伝子が大きく作用するためです。

もちろん母方の家系で過去にAGAを発症した方がいるから発症するというわけではありませんが、確率として高い数値を持っているということはわかります。

一方で、円形脱毛症に関してもその症状が遺伝したという研究結果が発表されています。中国で行われた研究により、円形脱毛症を発症した実に8.4%の方の家族に同じ症状があったと報告されているのです。親や子など一親等での発症率はそれ以外の親族の10倍にもなるという研究結果もあり、遺伝する可能性は20~30%とされているなど、遺伝によって症状が発生しうると結論付けられます。

特に円形脱毛症は先にも述べましたが、自身の免疫が原因となっていることもあり、アトピーやアレルギー体質の方は発症する可能性も高くあります。円形脱毛症の方の約40%が何らかのアレルギー体質を持っているという研究結果があります。また、本人だけではなく両親のどちらかがアレルギーを持っている場合にも発症する可能性は高いとされています。
円形脱毛症の発症しやすさ、そしてアレルギーによる発症しやすさを考えると、遺伝によって症状がみられる可能性は高いと判断できます。

いずれにしても、これは脱毛症状のなりやすさが遺伝している、というだけで、必ずしも脱毛症を発症するというわけではありません。

遺伝以外の薄毛の原因って?

AGAの場合25%、円形脱毛症も20%の確率で薄毛に関係する遺伝子が遺伝するということが分かりましたが、かといって自身の薄毛は遺伝が原因によるものだと結論付けて諦めるのは早急です。この確率以外の症状は別の要因からきているためです。原因として考えられているのは遺伝だけではなく、そのため治療を行ったとしても治りにくいことがあります。

では一体何が原因なのか、と考えると、生活習慣やストレスによるものと言えるでしょう。実は、頭皮のためと思ってやっている行動が逆効果を与えていることもあるのです。日常的に行っていることが原因として考えられるため、しっかりと知っておき、きちんとケアしましょう。

【薄毛になってしまう理由】
・毛が成長するための栄養素が不足している
健康的な髪の毛が育つためには、その元となる栄養素が必要となります。様々な種類がありますが、KGFやFGF7という丈夫な髪質を維持する・髪がしっかり生えるための頭皮を維持するような効果がある成分が望まれます。育毛剤でこうした成分を補うことは可能ですが、外部からだけではなく体内からの栄養素も非常に重要です。

・使っている育毛剤が合っていない
そもそも育毛剤とはその名の通り毛を育てるものです。上記でも挙げた毛が健康的に成長するための成分や、炎症を抑えるなど頭皮環境を整えるための成分が含有されている点が特徴です。その特徴からも分かるように、今ある毛を上手く育てるというもので、新しく毛を生えさせるという効果があるわけではありません。含まれている成分は製品によって異なりますが、この成分が頭皮環境に合っていない場合や発症している症状に合っていない場合はどんなに丁寧に使ってもあまり効果がありません。

・頭皮が硬くなってしまっている
頭皮環境は非常に重要ですが、その一つとして頭皮が硬すぎる場合、髪が生えづらい状態になっている可能性が高いです。頭皮などは固くなりやすく、逆に襟足などは比較的固くなりにくいため、場所によって薄さの範囲が異なります。頭皮の硬さは自身で触って判断することも可能なため、気になる場合はマッサージを行うなどのケアが必要です。

・不規則な生活を送っている
実は薄毛と睡眠不足やストレスなどの生活環境は関連性があります。髪には成長のサイクルがありますが、慢性的な睡眠不足などが原因で髪の毛が作られる時間が短くなってしまうこともあるのです。また、ストレスはAGAをはじめ複数の薄毛の原因となり得ます。ストレスが原因でない場合もストレスを感じることでより進行させてしまうといったこともあるため、ストレス軽減のために趣味や運動などをすることがおすすめです。その他にも過剰な飲酒・喫煙が原因の一端となっていることもあるため、今一度生活環境を見直す必要があるといえるでしょう。

・毛細血管が委縮している
毛細血管は体の隅々に至るまで血液を通じて栄養素を届けるために重要ですが、加齢によってこの毛細血管が少なくなってしまうという研究結果があります。年齢を重ねることで薄毛が進行している場合などはこうした毛細血管も原因の一つと考えられますが、血管が委縮してしまって血行不良に陥っていることもあります。委縮している状態が長く続くと血管自体が消滅してしまうという悪循環に至ることもあります。マッサージを行って血行を促進させたり、規則正しい生活を送ることでこうした症状を抑えることが可能です。

・シャンプーやリンスの使い方を間違っている
頭皮環境を整えようとしてシャンプーでしっかりとケアをしている、と考えておられる方もいるかもしれません。しかし、実はシャンプーを使いすぎた場合、必要以上に皮脂を落としてしまい、かえって頭皮環境を悪化させるなどトラブルを招いてしまうこともあります。また、栄養素をいきわたらせようとリンスを大量に使っているという場合も同様に逆効果になることがあります。リンスは毛の先端から浸透させていくものですが、それを頭皮に塗布してしまうことで毛穴などからトラブルが発生することがあるのです。しっかりとしたケアをすることを考えている場合、用法や容量をしっかりと守る必要があります。

薄毛が治りにくい原因には遺伝的なものだけでなく、こうした普段何気なく行っていることや頭皮環境のためを思って行っていることが逆に悪影響を及ぼしている可能性も十分にあるのです。薄毛が進行していない状態からこうした点には十分に気を付け、少しでも症状があればセルフチェックやクリニックでのチェックをおすすめします。

薄毛、ハゲは治るのか?

遺伝、生活環境、もしくはその両方が原因で発症する薄毛。では、薄毛は治療によって治るものなのでしょうか。これは人によって考え方が異なる、ということが答えとなるでしょう。

ハゲは治る、という方もいれば、治らないという方もいるためです。ではなぜこのように意見が分かれるかというと、ハゲや薄毛といった症状は個人によって進行度も異なれば、どの程度をそう呼ぶのかというのも一般的には明確な定義があるわけではありません。そのため、ある人によってはその程度であれば薄毛とは呼ばない、といった意見などが出てきて、治った治っていないといった議論に陥るのです。

医療の知識がない一般人同士でよくある光景ですが、実は医療の分野ではこの薄毛が改善されたか否かといったボーダーは決まっています。医学的な観点から考えると、実は少しでも育毛の効果があったり、産毛が映えてきたりした状態も症状が改善された、と表現します。症状が出て限りなく薄毛になってしまっている場合に治療を行い、少しでも毛が生えればそれは効果があったとされます。

しかし、特にAGAの治療などの場合、治療をはじめて少しすると逆に毛が抜けてしまう、といった症状が発生することもあります。これは医学的にも証明されている症状ではありますが、自分の毛が抜けてしまっている状態を目にするのは非常にショックを受けるという方も多いはずです。こうした症状がストレスになって、予期せず症状を悪化させてしまったということもあります。

そうした点をできる限り防ぎ、安心して治療をするためには自身でのケアだけではなく、クリニックでの正確な治療が必要不可欠といえるでしょう。

 

薄毛治療ってどうしたらいい?

薄毛の治療をを行う場合、大切なのは治療法、そして治療の開始時期を見極めることです。

AGAと円形脱毛症とでは原因や症状の広がり方が異なる、ということは分かりましたが、こうした原因に合わせて処置を行わなければ意味がありません。
例えばAGAは男性ホルモンが影響している部分が多くなるため、ホルモンに作用する治療を行うことが症状を改善させるための近道となります。円形脱毛症のように自然的な治癒を見込むことができないため、ホルモン治療を行うことでAGAの原因となる因子の発生を抑えることが必要です。AGAの場合、どんなに初期に発見したとしても、きちんとケアを行わずにそのまま放置していた場合、どんどんと症状が進行していきます。それは自身で行っているケアだけでは不十分であるためです。
一方で、クリニックを受診し治療を受けたとしても、完全に進行を止めて治癒させることは難しいというのも実情です。AGAの症状には毛根が関わっていることもあり、クリニックで適切な治療を受けたとしても、進行を抑制するだけにとどまってしまうのです。しかしながら、放っておくと症状が進行し、取り返しがつかない状態にまで進行することがあります。

薄毛の症状がみられた場合、まずは症状や広がり具合からAGAなのか、円形脱毛症のように別の原因なのかをまずはっきりとさせましょう。少しでもAGAの疑いがある場合、早急にクリニックの受診を考える必要があります。もしもAGAかどうかがはっきりしていない状態でクリニックに通院していることが周囲に漏れてしまったら、ということを心配しているようであれば、まずは自宅でできるセルフチェックを行うことがおすすめです。

いくつかの質問項目に答えていき一致した個数を元に診断していく、という方法があります。例えば近親者にAGAの方がいる、最近生活が不規則だ、といったような質問項目が並んでいる状態ですが、これは必ずしもAGAを見つけられるというわけではありません。正確に診断を行うためには、まずは遺伝子による調査を行うことがおすすめです。
遺伝子検査というとクリニックで時間をかけて行うもの、と考えている方がいるかもしれませんが、このような遺伝子検査を自宅で行うことが可能なのです。方法は簡単で、遺伝子検査ようのキットを購入し、説明方法に従って自身の遺伝子情報を採取。専門の機関にデータを送って検査してもらうという方法です。チェック項目だけで検査をするよにも確実にかつ客観的に結果を見ることができるため、本当の自身の状態を鑑みることができるのです。最近では薬局などでも検査キットを販売していることがあります。キット自体は手軽に購入し、検査だけはしっかりやってもらうということが可能で、比較的安価に抑えることもできます。そのため、症状がみられる場合には早期治療を行うためにも検査キットを使用するなどして自身の状態をまずしっかりと把握しましょう。

遺伝子の検査結果でAGAにかかっているという内容が出た場合、迷うまでもなくまずはAGA専門のクリニックを探して通院することをおすすめします。こうしたクリニックは多くの場合無料でカウンセリングを受けることができ、通院を開始する前に気になっているところを相談することが可能です。検査キットよりも正確な治療をお願いすることももちろん可能です。
AGAのクリニックと通常の病院の異なる点はできる治療の範囲です。AGAクリニックの場合、検査した結果をもとに遺伝子なども鑑みつつ、患者さん一人ひとり用にカスタマイズされた治療を受けることができます。それは内服薬や外用薬だけではなく、頭皮に栄養を与えるための成分なども配合してくれるためです。一方で通常の病院の場合、もちろん症状を鑑みて治療を行ってもらうことは可能ですが、基本的に内服薬のみでの治療となります。使用される薬自体はプロペシアなどのAGA治療で広く使用されているものであるため安心ですが、複合的な治療を受けることが難しくなります。そのため、本格的に治療を受ける場合はやはり専門のクリニックに通院するのが一番と言えるでしょう。

AGAクリニックでの治療について

AGAクリニックに通院する場合より効果的に治療を受けられますが、では具体的にはどのような流れで治療をしていくことになるのでしょうか。一般的な病院と簡単に比較して考えてみると分かりやすいでしょう。例えば、新宿AGAクリニックってどう?

【AGAクリニックでの治療について】
①検査の内容:カウンセリング、遺伝子検査、血液検査
②検診の頻度:1か月に1回など、高頻度での定期的な検診
③処方薬:プロペシア、ミノキシジル、抗炎症剤、ビタミン錠など
④費用:通院の回数や処方薬等で高価になりやすい
⑤効果:専門的に検査を行うため、高い効果を見込むことが可能
⑥その他:視診や触診を行ってもらうことも可能で、実際の頭皮や毛穴、毛の状態を確認しつつ治療を進められる。血液検査などを元に栄養バランスを見極めてビタミン錠なども処方してもらえ、複合的に発毛の促進まで対応してもらうことが可能

【一般的な病院での治療について】
①検査の内容:無い、もしくは簡易的な検査
②検診の頻度:定期的な検診ではあるものの、通院の期間があくこともある
③処方薬:基本的にプロペシアのみの処方
④費用:通院回数も多くなく、基本的に処方薬を受け取る形になるため、安価に抑えられる
⑤効果:処方される薬、プロペシアは脱毛の進行を抑えるためのものであるため、症状の抑止は可能であっても発毛への高い効果を期待することは難しい
⑥その他:専門的な検査を行っているわけではないため、自身の状態に合った治療となっているかに疑問が残る

このように、一般的な病院で治療を受ける場合、費用を安く抑えたり通院回数を抑制することができたりする一方で、簡易的な検査で脱毛を抑制する、という治療方法となってしまいます。必ずしもそれだけではない場合もあり、またこれだけでも治療の効果が出る場合もありますが、症状の出始め頃と見込んだ方が良いでしょう。
一方で、AGAクリニックで治療を受ける場合、費用が高くなりがちで通院頻度も多くなってしまうものの、抑制だけではなく発毛を見込んで治療を行うことが可能です。検査も一般病院と比較すると専門的に行っており、遺伝子の状態から適した治療方法を探し出したり、血液検査を元に不足している栄養素を見極めたりとかなり詳しくそれぞれに合った治療方法を提案してくれます。
最もメリットと言える部分は、処方される薬の種類が豊富になるという点です。一般病院の場合ほとんどがプロペシアという薬の処方にとどまってしまいますが、AGAクリニックの場合はそれだけではありません。

【プロペシアとは】
そもそもプロペシアというのは日本でAGAの治療薬として認可されている薬で、有効的な成分であるフィナステリドを含んでいます。一般病院の皮膚科で処方してもらうことができるのが特徴です。
薬というだけあって副作用もあり、肝機能障害を起こしたり、かゆみは発疹、うつ状態やめまいを訴える患者さんも時にいらっしゃいます。AGAの治療薬として広く一般的に使用されているものの、未成年の方への安全性などはまだ確認されていないということもあり、使用することはできません。同様に、妊娠している可能性がある女性などは服用だけではなく直接肌に触れることも避けるべきとされています。

【ミノキシジルとは】
プロペシアが進行を抑制するための薬と考えると、ミノキシジルというのは発毛への効果が認められているものといえるでしょう。外用薬としてテレビコマーシャルなどで名前を耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
内服薬としてはもちろん、頭皮に直接塗布する外用薬としても使用されます。こちらも副作用として、血圧の低下や多毛症、おう吐や吐き気、むくみなどを発症する方もいらっしゃいます。

こうした副作用は服用すると必ず発症するわけではありませんが、可能性としては考えられます。こうしたことが考えられるからこそ、信頼できるクリニックできちんと処方してもらい、使用方法に十分に注意を払ったうえで活用していくことが重要となります。
万が一にも副作用のような症状が出た場合、速やかに使用を中止し、かかりつけのクリニックへ相談しましょう。どうしても救急搬送になってしまう場合も、薄毛治療においてこの薬を処方してもらっているという点がきちんと伝えられるようにしておくことは重要です。

いずれにせよ、AGAクリニックではプロペシアを使用して症状の進行を遅らせ、ミノキシジルを活用することで発毛効果をも発揮できるようになります。これらにプラスして血液検査等を通じて判明した不足している栄養素を内服薬もしくは外用薬として取り入れることで、複合的な治療が可能となります。
特に初期の段階でこうした治療を受けておくことで、発生の進行を遅らせることも容易、また高い発毛効果を期待することができると言えます。

こうしたAGA用の薬は国内で処方される薬以外にも、海外から個人輸入で手に入れるという方法もあります。海外では比較的手軽に手に入れることができる薬で、国内で購入するよりも費用を抑えることができるのです。しかし、個人輸入したものを服用する場合、全責任を自分自身で負うという覚悟も必要です。クリニックで処方された薬を飲んでいるうちは何かあっても気軽に相談できるものの、個人輸入の場合なかなか難しい部分もあります。
少々割高感がある、という方もいるかもしれませんが、安全性を購入しているというつもりできちんとクリニックで処方されたものを服用するようにしましょう。例えば、新宿AGAクリニックだったらどうでしょう?

薄毛治療の最終手段?植毛について

とは言っても、AGAは進行の程度によって段階分けがなされていることが多くあります。最も有名なのはアメリカのハミルトンという名前の医師が7段階に分類したハミルトン・ノーウッド分類です。これはM字やO字などAGAの特徴的な進行の度合いを分類したもので、日本人の多くは7段階の中でも亜種であるVertex型という進行方法が最も多いとされています。

AGAが進行してしまった場合の最終治療方法として、植毛があります。これは人毛植毛と人工毛植毛の2パターンがあり、それぞれにメリットやデメリットがあります。いずれの場合も薄くなってしまった部分に毛を植えるという方法で、薄くなってしまった部分に比較的自然な毛を生やすことが可能です。高度な技術を必要とするため、治療を受けることを考えた場合、信頼できるクリニックを探すことも必要となります。

ただし、自毛植毛の場合、どうしても限界があります。それは、植毛に使用するのが自身の毛であるため、症状が進行してしまった場合植毛に使用できる毛があまり残っていないという事態が考えられるためです。ハミルトン・ノーウッド分類でいうと5段階以上になっていると自毛植毛は難しいことが多いと言えるでしょう。しかしながら、人工毛植毛の場合、人工的に作成した毛を植えることになるため、場合によっては体からの拒絶反応を受ける可能性があります。段階が進んでも治療が可能であるため、研究が進んでいる分野でもあります。

AGAをどの段階で治ったと定義するかは人によっても異なりますが、明らかに薄いと判断できていた毛が自然に見えるようになれば治療は成功と考えても良いでしょう。そのためには植毛は最終手段としてとっておきたい治療方法です。
植毛で治療を行う場合1~4の段階の間に治療を受けておきたいものの、それでもできる限り早い時に治療を受けることで費用を抑えることも可能です。費用を抑え、より効果的な結果を得るためにも、早い段階で治療を受けることが大切です。

薄毛は結局治るのか

結論から言うと、薄毛を治すことは可能といっても良いかもしれません。

円形脱毛症の場合は心理的な要因も多く、免疫力をつけることで改善させていくことも出来るでしょう。気がついたら治っていた、ということもあるかもしれません。
AGAの場合は少々異なっており、初期の段階から治療を受けていれば治療も短期間で終わらせることができ、発毛効果も期待できます。そうした点でいうと、年配の方であれば20代の時の自分ほどにまでは難しいかもしれないものの、少しだけ発育させることが可能です。一度きちんとサイクルを踏んで毛が生えた場合、それは地毛となり、ある程度毛を生やすことができるだけでも成功と言っても良いでしょう。

なお、治療を早い段階から始めたとしても、効果がすぐに表れるわけでもありません。発毛のサイクルは実に半年程度かかっており、成長期・退行機・休止期・替毛期の4つの種類があります。このヘアサイクルに合わせてしっかりと治療を行うことで、現在の症状をより緩和したり改善したりすることができるようになるのです。
内服薬も外用薬も継続して使用し続けることがAGAなど薄毛治療の一番のポイントです。途中なかなか症状が改善されずに困惑することもあるかもしれませんが、きちんと薬や自身でケアをし続けることで、半年~2,3年の期間を経て薄毛を治すことができるようになります。

完全に毛を元通りふさふさにすることは出来ずとも、薄くなったことがわからない程度にまで発毛や育毛させることができるはずです。そうなれば、ある意味薄毛は治っているともいえるでしょう。もちろん個人的な感覚として治っていないと感じる方もいるかもしれませんが、長期的なスパンで頭皮環境を整えて発毛させることを考えましょう。

薄毛が治るものなのかどうなのかは意見が分かれますが、治そうと考えた場合の治療法にはまだ限りがあります。
内服薬や外用薬を使用しての治療はもちろんのこと、植毛という手段も絶対ではありません。場合によっては副作用などで苦しみつつ治療を行うという形を採ることもあるかもしれません。少しでも楽に、そしてより確実に治療を行って薄毛を治すためには、自身での頭皮や毛髪管理、そして適切な治療と安定した生活が必要です。

薄毛の進行を止めたいと考えているのであれば、自身の薄毛の原因をしっかりと把握し適切な処置を行うこと、そしてなにより、早めに治療をはじめるようにしましょう。

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