AGAの治療方法とAGAのレベルについて

AGAは、病院の待合室や雑誌などでも最近よく目にしたり耳にしたりする機会が増えてきました。「Androgenetic Alopecia」を省略した言葉で、日本語では「男性型脱毛症」といいます。なんとなく知ってはいるけれど、自分にはまだ関係ないと思っている方も多いでしょう。
もしかしたら気がついていないだけで、実はすでに症状が現れていることも多くあります。

日本人男性に限らず、薄毛に対してどうにかしたいと考えているのは世界共通です。例えば「欧米人はハゲていてもかっこいいし、気にしない」というイメージのある方もいるかもしれませんが、実際アメリカは育毛大国と言われるほど、育毛に対する意識がとても高い国でもあります。

日本でもAGAに対する治療方法が日々進歩しています。正しい知識や治療方法を知っておけば、いざAGAの症状が出てきても慌てず落ち着いて対処することができます。知っておきたい、AGAの諸症状日本人の成人男性の多くが悩んでいるのが薄毛やハゲです。毎日シャンプーをするたびに排水溝に溜まる髪の毛にぞっとした経験のある方も多いでしょう。ブラッシングするたびに洗面台に落ちる髪の毛を悲しい気持ちで眺めたことはないでしょうか。実はそれらの症状は、多くの成人男性が悩んでいるAGAの初期症状なのです。

主に遺伝や男性ホルモンなどの影響でヘアサイクルが乱れることが原因で起こる、おでこの生え際部分や頭頂部の髪の毛が薄くなってしまう症状をAGA、または男性型脱毛症といいます。いわゆる薄毛やハゲという悩みは決して特別な事ではなく、成人男性なら一度は不安になったことのある症状なのです。
特に父親や祖父が薄毛だという方の場合、若い頃から「自分もいつかはあんな風になるのではないか」と思ったことがあるのではないでしょうか。

AGAは放置していると症状が進行していきます。逆に言えば正しい治療方法を知っていれば進行を予防することもできるのです。
抜け毛が増えてきたり、髪の毛が細くなってきた、昔の写真に比べると髪の毛が薄くなってきたなど、少しでもAGAの症状が現れ始めた方は、気が付いた時点で治療を始めましょう。

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AGAの主な3つの治療方法では、実際にAGAを治療するためにはどのような治療方法があるのでしょうか。主なAGA治療方法として次の3つの方法があります。

【治療の主な3つの方法】

  1. 専門の医療機関を受診して処方薬を処方してもらったり、ドラッグストアなどの一般薬局で販売されている一般医薬品を購入して使用する内科的治療
  2. 医療機関で自毛植毛術の施術を受ける
  3. かつらなどを使用して整容的対処を行う

症状の進行具合に合わせて段階的に、これら3つの治療方法を用いた対処が主に行われています。

AGAの進行を食い止めるためには症状に合わせた適切な治療方法を選択し、早期に治療を開始することで予防することが重要です。

また、AGA治療は自由診療になる事がほとんどのため、症状が進行してからの治療は高額になってしまうケースもあります。
早い段階から治療を行うことで、症状の進行と治療費を抑える事ができるので、気になったらすぐに専門の医療機関を受診してみることをおすすめします。初期段階の症状とは初期段階の症状としてはⅠ型、Ⅱ型、Ⅱvertex型、Ⅱa型が分類されます。まだ進行が始まっていない、もしくは進行が始まったばかりの段階で、この程度であれば市販の育毛剤などを使用しての治療も可能です。
では実際にレベルごとに詳しく症状を説明していきます。

【AGAレベルについて】

【Ⅰ型】

Ⅰ型はまだ抜け毛が始まっていない段階で、始まっていても気づかないようなほんの少しだけ生え際がM字に後退してきている状態を指します。前髪に隠れていることも多いものの、毛根が少しずつAGAの症状を発症している状態です。

【Ⅱ型】

Ⅱ型はおでこの生え際部分がⅠ型より後退し、加えてこめかみの上あたりも剃り込みが入っているような形でやや後退している状態を指します。見た目的には問題がないと感じがちですが、見た目で判断できる程度には進行してきているため、放っておくとさらに後退する可能性があります。この段階で早めに対策をすることが大切です。

【ⅡVertex型】

Ⅱ型の派生として、Vertex型です。これはⅡ型の生え際だけでなく、つむじ辺りの毛も薄くなってきているような状態を指します。つむじという見えにくい部分でもあるので気がついていない人も多くいますが、日本人に多くみられる症状となります。

【Ⅱa型】

こちらもⅡ型の派生でさらに生え際が後退してしまっている状態を指します。M字というよりは全体的に後退していると考えましょう。初期段階の治療方法には育毛剤がおすすめAGAの初期段階の症状には育毛剤を使用した治療方法も効果を発揮します。頭皮から新しく毛を生やすことを目的とした医師や薬剤師の処方が必要な医薬品の発毛剤とは違って、今生えている毛を育てることを目的とした医薬部外品の育毛剤は、ドラッグストアなどで販売されているので購入しやすいという特徴もあります。まだほとんど進行していない状態ではあるものの、早めに対応しておくことで進行を食い止めることができます。

店員さんのいるドラッグストアなどで育毛剤を買うのは少し恥ずかしいと感じる方は、ネットでも気軽に購入することができます。各メーカーから何種類も販売されているので、購入者の口コミなどを参考にしながら自分に合った育毛剤を選ぶこともできます。

AGAの対策は早いほどよい言われています。手軽に始めることのできる育毛剤なら、症状は軽いけれど今のうちからなんとかしておきたい、と思っている人にはお試しで始めるのにもピッタリです。
「あのときもっと早くに対処しておけば良かった…」そんなふうに後悔しないためにも症状が現れていない段階から意識して対策をしておくことをおすすめします。

中期段階の症状とは中期段階はさらに症状が進行した状態で、Ⅲ型・Ⅳ型・Ⅴ型・ⅢVertex型・Ⅲa型、Ⅳa型、Ⅴa型が含まれます。
この段階では見た目にもAGAの症状が目立つようになり、薬の服用が治療方法として必要となってくる段階となります。特にⅣやⅤの段階になると頭皮に有用な成分を含んだ治療を行うことで改善を見込むことができます。

【Ⅲ型】

Ⅱ型と比較し、おでこの生え際部分がさらに後退し、中央部分も少し後退してしまった状態です。見た目からもM字の状態になっていることが分かります。

【ⅢVertex型】

生え際、つむじの両方から症状が進行してしまうⅡVertex型がさらに進行した状態のことを指します。おでこの生え際部分はⅢ型と同じようにM字に後退、つむじ部分はO型に髪の毛が抜けて広がった状態になります。

【Ⅲa型】

Ⅱa型がさらに進行し、おでこの部分がゆっくりと後退している状態です。M字よりはなだらかに薄くなっているものの、全体的な後退が目立つため全体的なボリュームが少なくなって見えます。

【Ⅳ型】

Ⅲ型よりも進行している状態で、おでこや頭頂部が薄くなり、薄毛の範囲が近接してしまっている状態となります。見た目から明らかに症状が分かります。

【Ⅳa型】

おでこの辺りがつむじ程度まで後退してしまっている状態です。M字の真ん中の部分も後退してしまい、U字のようにも見えています。

【Ⅴ型】

おでこの部分が中央を残し、大きく薄くなっている状態です。中央部分にのみ髪が残っていることもあり、A字のように見える点が特徴です。

【Ⅴa型】

Ⅳa型が進行し、明らかに丸みをおびたU字にまで髪が後退している状態です。頭頂部全体が薄くなっています。中期段階の治療方法には発毛剤・発毛薬がおすすめAGAの中期段階まで症状が進行してしまった場合、発毛剤や発毛薬を使用した本格的な発毛を促進した方が良いとされています。ただし、発毛薬は育毛剤と違って副作用の可能性があります。発毛の効果は認められているのですが、副作用の可能性があるため医師の診療や薬剤師の処方が必要になります。

日本で発毛の効果があると認可されている発毛剤もあり、薬剤師がいるドラッグストアや薬局で購入することもできます。
認可されている発毛薬はプロペシアやサガーロという処方薬で、これらはAGA治療を行っている医療機関で処方してもらうことで手に入れることができます。

これらの医薬品には胃部不快感や性欲の減退、勃起不全といったような副作用が起こる可能性があるので、医師や薬剤師の指導のもと、用法や用量をしっかりと守って使用することが重要です。

また、個人輸入などで購入した場合、英語表記を間違って翻訳してしまうなど用法や用量に関して間違った判断をしてしまい副作用に悩まされることもあります。
発毛医薬品を使用する場合にはAGA専門の医療機関を受診することをおすすめします。後期段階の症状とは後期段階の症状にはⅥ型、Ⅶ型があります。見た目にも分かりやすく症状が進行していた中期段階より更に進行し、明らかな後退や薄毛の状態が見られます。
このⅥ型以降、おでこの薄毛と頭頂部の症状が繋がってしまった場合、薬を服用しての治療は難しくなります。

【Ⅵ型】

Ⅴ型からさらに症状が進行し、地肌が大きく露出している状態です。生え際から頭頂部にかけて薄毛の症状が出ている範囲が広がっている状態を指します。逆に、側頭部から後頭部にかけては頭髪がしっかりと残っています。
この症状はまさに生え際とつむじから薄毛が進行してしまうというAGAの特徴的な症状とも言えます。

【Ⅶ型】

上記Ⅵ型の症状が更に進行し、前頭部から頭頂部の地肌の露出はますます拡大してしまっています。側頭部や後頭部はまだ毛髪が残っていることもあるものの、AGAの最終段階として薄毛というより禿げてしまっているという状態になります。後期段階の治療方法にはⅥ型、Ⅶ型の後期症状まで進行してしまうと、残念ながら育毛剤や発毛剤では進行を抑えることができません。ここまできてしまうと、植毛治療が有効とされています。
植毛とは頭皮に毛を植える医療行為です。植毛には、「自毛植毛」と呼ばれる自分自身の毛を移植する方法と、「人工毛植毛」と呼ばれる人工の毛を植えるの2つの方法があります。

自毛植毛は自分の毛を使用するので体に対する拒絶反応が起なく、定着率も高くなります。見た目からも自然な仕上がりになることもあり、AGA治療を行っている医療機関では、自毛植毛が推奨されていることが多くなります。
AGAの特徴として側頭部や後頭部はある程度の毛が残る可能性があるため、それらの毛髪を移植することで、頭頂部など気になる箇所の毛を増やすことができます。

ただし、自毛植毛は自分の毛を使って行うため、残っている毛髪がある程度なければ上手く植毛ができないというデメリットがあります。
自毛植毛が難しい方には、人工毛での植毛、かつらや増毛といった別の方法での対処を検討することをおすすめします。AGAは対策をしなければどんどん進行していきます。少しでも自覚症状がある場合や父親や祖父が薄毛だという場合には遺伝する可能性が高いため、症状が出ていない段階から積極的に対策をすることがとても大切です。

AGAに関する治療も進歩しています。専門の医療機関を受診することで、自分自身が今どのような段階まで進行しているのかが分かり、また症状の段階に合わせた治療を行うことができるのです。

日本人の成人男性でも多くの方が薄毛に悩んでいます。自分だけだと諦めず、恥ずかしがらずに専門の医療機関で相談しましょう。
正しい知識を身につけ、治療方法を知ることでAGAに関する悩みを解消することができます。

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