パブリックブロックチェーン仮想通貨のNEO(ネオ)の詳細について詳しく解説!

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仮想通貨NEO(ネオ)の概要

NEO(ネオ)とは、元々はAntshares(アントシェアーズ)という名称でしたが2017年にNEO(ネオ)へと名称を変更しています。
パブリックブロックチェーン技術を用いたプラットフォームであるNEOと、そこで使用される通貨NEOの双方をさす名称です。
これらによってNEOは、スマートコントラクトが活用されるスマートエコノミーシステムの実現を目指しています。中国で初めてのパブリックブロックチェーン技術によるプラットフォーム・通貨であること、また同じくプラットフォームとして機能するイーサリアムとの類似から中国版イーサリアムとも呼ばれます。もっともイーサリアムと比較すると、 NEOはよりスマートコントラクトの開発に適した特徴を備え、また、スマートエコノミーをより拡張する可能性を持ったもの といえるでしょう。安定した高値を保っていることでも人気のある通貨です。
また、デジタル資産やスマートコントラクトを組みあわせた分散型ネットワークで、NEO(ネオ)のシステム内では多くの独自技術が使われています。
これらの「NeoX」「NeoFS」「NeoQS」「DBFT」などの独自技術は将来の経済インフラになるともいわれています。

 

仮想通貨NEO(ネオ)スペック

通貨単位は「NEO(ネオ)」

創設者はDa Hongfei氏とErik Zhang氏

NEOの創設者は Da Hongfei氏とErik Zhang氏 です。2人はNEO、およびNEOの前身である仮想通貨AntSharesを開発したOnchain社を共同創設しました。

ちなみに企業として利益を追求するOnchain社に対し、組織としてのNEOはそれ自体利益を生まないコミュニティベースの存在であり、両者は異なるファンドによります。Da Hongfei氏はNEOを牽引するトップCEOであり、NEOの顔ともいえます。また、Erik Zhang氏はNEOのCEOであるとともに、開発の中心となった技術者でもあります。

2人に加え、NEOのCEOとしてTony Tao氏が参与しています。Tony Tao氏はOnchain社の事務総長でもあり、またブロックチェーンを基盤としたファンド、Nest Fundを創設しました。

公開日は2016年8月1日

価格は約16,000円程度 (2018年1月21日時点)

過去最低金額は、2016年10月22日に約8円
過去最高金額は、2018年1月15日に約21,939円

発行枚数 65,000,000枚

時価総額約1兆600億円程度 (2018年1月21日時点)

承認システムはDBFT

NEOはDBFT(ビザンティン耐障害性コンセンサスメカニズム)による承認システムを採用しています。

DBFTにおいてトークン保持者は記帳者となるブックキーパーを選ぶことができます。複数のブックキーパーの中からさらに代表者が選出され、新しいブロックを生成します。

生成されたブロックは再び代表者以外のブックキーパーによる投票にかけられ、ここで2/3以上の賛成を得られると新しいブロックの妥当性が承認されます。

2/3以上の証人が得られない場合、新たな代表者が選出され、2/3以上の承認が得られるまで同じ手続きが繰り返されます。複数のブックキーパーが投票によって新しいブロックの妥当性を検証し、ブックキーパー自身の投票そのものもまた、代表者を選出するトークン保有者の投票によって常に検討されます。

この仕組みは、意図的なミスや裏切り行為によって集団に不利益をもたらす者が出るビザンティン問題に対して有効な対応を提供します。

マイニングのために多額の投資をすることができる者や、もともと多くの仮想通貨を持っている者がより有利になるPOWやPOS方式と比べて、DBFT方式では通貨の持ち分に応じて誰もがブロックの生成に関与することができるメリットもあります。

また、デジタルアイデンティティ技術によってブックキーパーは個人、または機関の本名となるため、ブックキーパーの資産に対して凍結、取り消し、継承、検索、および司法上の決定を行うことが可能です(NEOでは必要なときにそうした操作をサポートする予定であるとのことです)。

DBFT方式のこうした特徴はスマートコントラクトの通用性を拡大し、NEOの目指すスマートエコノミーの規模拡大に資するものだといえるでしょう。

採用されている技術はNeoContract、NeoX、NeoFS、NeoQs

NEOにはスマートコントラクトを促進するための技術が使われています。

まず、NeoContractはNEO独自のスマートコントラクトシステムです。

1.NeoContractはスマートコントラクトの実行と制御を行うNeoVM

2.デジタル資産やデジタルIDをロードしてスマートコントラクトとデジタル資産の相互運用を可能にするサービスであるInteropServic

3.開発者エコシステムに資するコンパイラとIDEプラグインを含むDevPack

この3つの部分からなります。

 InteropServiceによって他のブロックチェーンおよび非ブロックチェーンシステムにNeoVMを移植することが可能 となり、スマートコントラクトの有用性が高まります。またDevPackによってNEOプラットフォームでのスマートコントラクト作成が容易になり、NEOシステムを用いるコミュニティの活性化をはかることができます。

 NeoXはクロスチェーン相互運用性を実現するためのプロトコル です。保証されることで、複数のチェーンにわたって別々のパートを実行するクロスチェーンコラボレーションが可能になり、スマートコントラクトの可能性が広がります。 NeoFSはInteropServiceの1つとして機能する、分散ストレージプロトコル です。中央サーバーではなくブロックチェーンにファイルを格納し、アクセスすることを可能にします。デジタルIDとNeoFSを組み合わせると、中央サーバーを介さずに分散ネットワークによってデジタルIDに用いるデジタル証明書の割り当て、送信、取り消しが可能となり、スムーズに手続きを行うことが可能です。 NeoQSは暗号化メカニズム です。高速かつ大量の計算を可能とする量子コンピュータによる暗号解読に対しても抵抗性を持つものであるとされています。

専用ウォレットはNEON Wallet

公開された動画

公式なし

2017年最注目暗号通貨”NEO”の創業者との豪華対談
投稿者:ブロックチェーン・ラボ
公開日:2017年8月24日
https://www.youtube.com/watch?v=YbtUjnlvd9g

チャーリー・タカ氏が聞き手を務め、NEO創設の立役者であるDa Hongfei氏とErik Zhang氏、そしてTony Tao氏がそろって質問に答える、豪華なインタビューです。NEOが新バージョンへとアップデートされた2017年8月8日当日に行われた、ホットなインタビューでもあります。

インタビューを受け、創設メンバーからは NEOとイーサリアムの違いは根本的な理念と設計の部分にある NEOが目指すスマートエコノミーの姿が力強く語られます。また、NEOをプラットフォームとした実際のプロジェクトの紹介や、中国だけでなく世界の企業がNEOを使った開発に動き始めている現状から、世界に広がるNEOの潮流を感じることができます。中国政府によるブロックチェーンの規制に対してどう思っているのか、今後の見通しはどうかということにも踏み込んだ質疑は、今後のNEOの可能性を考える上で有益な示唆を与えてくれます。

ここでは中国でのICO事業の知名度、取引の規模の現状についても、冷静な分析がなされています。

NEO(ネオ)Meetup in Tokyo 8/2017
投稿者:ブロックチェーン・ラボ
投稿日:2017年8月23日
https://www.youtube.com/watch?v=Y1rmePScqXs
東京で行われたミートアップの映像記録です。ミートアップとは仮想通貨のオフ会などとも言われる会合で、世界各地で行われています。東京で行われたこの時のミートアップにはCEOであるDa Hongfei氏とErik Zhang氏が登壇し、NEOの理念について講演するとともに会場からの質疑応答にも答えています。全てを視聴すると2時間超と長めの動画ですが、デジタルアセットやスマートコントラクトなどといった概念について、スライドの図を示しつつ説明してくれるのでNEOのシステムがとらえやすくなっています。

こちらは会場で示されたデジタルアセットのイメージ図です。

ホワイトペーパー

http://docs.neo.org/ja-jp/index.html

ページ数記載なし
<目次>
NEOの設計目標:スマートな経済
デジタルアセット
デジタルアイデンティティ
スマートコントラクト
アプリケーションとエコシステム
NEO管理モデル
経済モデル
分配メカニズム
ガバナンスの仕組み
NEO技術の実装
コンセンサスメカニズム:DBFT
スマートコントラクトシステム:NeoContract
クロスチェーン相互運用性契約:NeoX
分散ストレージプロトコル:NeoFS
反量子暗号メカニズム:NeoQS
概要

公式サイト

URL https://neo.org/

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